ココアで脳が活性化する
最近ココアにハマっているおかひろです。
ココアを飲めば脳が若返るって知ってましたか?
ココアでストレスが軽減できることを知っていましたか?
ハマっていることもありココアの効果について調べてみました。
記憶力が改善する
米国コロンビア大学メディカルセンターの研究によるとココアに含まれる物質「フラバノール」が記憶力低下を劇的に改善させることを確認したと発表しました。
これは、50歳~69歳の健康な被験者37人に、1日に900ミリグラム摂取するグループと1日に10ミリグラム摂取するグループに分けて、3か月にわたりココアを毎日飲ませ、海馬の「歯状回(しじょうかい)」と呼ばれる主要部位の血液容量を測定しました。
実験の結果は、1日に900ミリグラム摂取したグループに記憶力の改善がみられ、歯状回への血流量の増加もみられたのです。
さらに、記憶力の改善は、30~40歳の人が持つ記憶力にまで改善されていたのです。
※歯状回は記憶の形成に関わる部位で、その処理能力は通常、年齢とともに低下していきます。
リラックス効果
ココアには「テオブロミン」という成分があり、テオブロミンは癒しのホルモンとも言われているセロトニンに働きかけ、リラックス効果をもたらすのです。
女性に嬉しい効果
テオブロミンは、毛細血管の血流を良くする働きがあると言われています。血液をサラサラすなど血流を良くする効果があり、女性にも嬉しい冷え症やむくみの改善につながるということです。
食物繊維が多く含まれるため、便秘を改善させる効果があります。食物繊維には、悪玉コレステロールを減らし、善玉コレステロールを増やす働きがあります。善玉コレステロールを増やすことで腸内の環境を整える効果があるため便秘の改善に効果があるのです。
動脈硬化を予防する
動脈硬化などさまざまな病気の原因といわれる活性酸素は、悪玉(LDL)コレステロールが活性酸素の影響を受けて酸化してしまい、それが動脈に悪影響をあたえるというものです。
その働きを抑えるとされているのが「カカオポリフェノール」です。
カカオポリフェノールは抗酸化力を持っており、悪玉(LDL)コレステロールの酸化を防いで、動脈硬化などの生活習慣病の予防に効果があるのです。
ケガの治癒を早める効果
ココアには、亜鉛が多く含まれており、ケガや傷の治りを早める効果があります。人は細胞分裂によって傷を治していきますが、亜鉛は細胞分裂を活発にする働きがあります。そして、カカオに含まれるポロフェノールには、過剰な炎症を抑制する働きがあることから細胞分裂の活発化と炎症の抑制効果でケガの回復を早めてくれるわけです。
また、ココアを餌に投与したラットと、投与しないラットで傷の治りぐあいを比較する実験を行ったところ、ココアを投与されたラットのほうが、傷の回復が早いことも確認されています。
まとめ
ココアは、生活習慣病が気になる中年男性、冷え性や便秘に悩む女性、元気に遊ぶ子供など様々な人に効果がある飲み物であることを知れたのではないでしょうか。
日ごろコーヒーばかり飲んでいる人はたまには身体の事を考えココアを飲んでみてはいかがですか。
ただし、ココアにもデメリットもあります。
ココアは、糖分が多くカロリーが高いので血糖値の上昇や太るという原因にもなりますので、飲みすぎには気をつけて下さい。