左利きは睡眠障害に陥りやすい

ピカソ、レオナルド・ダ・ヴィンチ、アインシュタイン、ダーウィン、ナポレオン、モーツァルト、ニュートン、ベートーヴェンに共通することはなんだかわかりますか？

私もそうなのですが、みな左利きだと言われています。他にもオバマ大統領やビル・ゲイツも左利きです。

左利きは天才肌や芸術肌と言われますが、あながち間違ってはいないのではないでしょうか。と言っても私は天才肌でもなんでもないのですが笑

左利きの割合は、全人口の10～12％で、男性の方が女性より左利きが多いと言われています。

左利きの人は右脳を使う機会が多いので発達しており、

右脳は物事を感覚的にとらえ、音楽や芸術性、創造性の感性が優れている。

また、右利きの人は左脳の優れており、計算や言語、論理的思考に優れています。

遺伝説に関しては、顔や歯並びが遺伝するように利き手も遺伝するのではないかと言われていますが、多くの一卵性双生児の利き手が真逆になることから信憑性は少ないとされています。

環境説に関しては、だいたい４歳ごろに利き手が決まってくるのですが、その時に左手を多く使っていると左利きになると言われています。

遺伝、環境説以外にも脳損傷によるもの、男性ホルモンによるもの、宗教的なものなどの説がありますが、分からないことが多くはっきりと解明されていません。

・理解するのに時間がかかる

・応用力に優れている

・直感的にものごとを考える

・マイペース

・努力家

・明るいが友達が少ない

・リーダーシップがある

・自分勝手

・性格が悪い

などが言われています。

私も何個か言われてみたことを書いてみましたが、いかがでしょうか？

左利きの人はあてはまりましたか？左利きでない人も周りの左利きの人に当てはめてみてはいかがでしょうか？

アメリカによる調査で左利きは、周期性四肢運動障害という睡眠障害になりやすいことが分かっています。

周期性四肢運動障害とは、睡眠中に手や足が瞬間的にけいれんする症状が出ることで、このけいれんが周期的に繰り返されるため睡眠が妨げられ不眠になりやすいのです。

この調査は、睡眠に関して悩みを抱えている患者100人（右利き84人、左利き16人）を対象に行われたもので、右利きの患者で69％、左利き患者だとその数字はなんと94％に周期性四肢運動障害の症状がみられたそうです。

睡眠障害の他に斜視になりやすく、聴覚障害になる確率は、右利きの約2.5倍です。

さらに、アレルギーや花粉症などの免疫系の病気になる確率も右利きの約2.5倍にもなるとも言われています。

昔は、左利きはなにかと不便だからと子供のうちから右利きに矯正する人も少なくありませんでした。しかし、無理に矯正することによって精神的ストレスからてんかんや吃音を発症するとも言われています。他にもとっさに右か左か分からなくなったり、鏡文字を書くようになったりします。

左利きは個性

左利きは不便に感じることも多いが、芸術性、創造性が優れているなどから個性を伸ばすことも可能ではないでしょうか。

矯正する場合は無理なく行いましょう。

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