食べても太らない?痩せの大食いの体質とは
ダイエットをするために食事制限しても痩せられない人がいる一方で、よくテレビで大食い選手権に出ている人は、ほとんどが痩せていますよね。
彼らはなぜたくさん食べても太らないのか?どんな体質なのか?
太る体質の人が痩せの大食い体質になれるのか?
今回はそんなことをまとめております。
食べても太らない体質の特徴
・消化器官の中にある"弁"が緩い
・腸には普通の人の2~4倍のビフィズス菌がいる
・胃の働きが活発で、胃の中のものをすぐに腸へと送り出す
弁がきつい人は、食物の移動に時間がかかり、ゆっくり消化・吸収されるのですが、食べても太らない人は、食物が消化器官に留まる時間が短く、食べた栄養が吸収されにくい。
また、腸に多くのビフィズス菌がいること、胃の働きが活発であることから胃の中のものをすぐに腸へと送り出してしまうため、食事をしてから排泄までが短く、栄養が吸収されにくいので太らないのです。
・褐色脂肪細胞の働きが活発
褐色脂肪細胞は、熱を作り出して体温を一定に保つ、余分なエネルギーを燃やすという働きがあります。
褐色脂肪細胞の働きが低いと脂肪が燃焼されにくく、熱として失われないエネルギーが脂肪として蓄えられることが肥満の原因になります。
太らない体質にできるのか
体質は遺伝子の要素が大きいので体質事態を変えることが出来ないですが、改善はできます。
褐色脂肪細胞を活性化させる
褐色脂肪細胞を活発にすれば脂肪が燃焼され太りにくくなります。
では、褐色脂肪細胞を活発化させるにはどうしたらいいのか。
首、肩、肩甲骨の周囲や脇の下を冷やす
首、肩、肩甲骨の周囲や脇の下に褐色脂肪細胞が集中しているので、この部分に冷たいシャワーをかけて刺激することで褐色脂肪細胞が活発になります。水の中で行う運動、水泳なども効果的です。
冷たい水の中では、多くの熱が奪われるため、体温を維持しょうと熱を生み出すため多くのエネルギーを使うのです。
その他にも手を冷やすだけでも、褐色脂肪細胞は活性化します。手には冷点といって、冷たい温度を感じる部分が密集しているからです。
褐色脂肪細胞を活性化させる食品を取る
緑茶(茶カテキン)、トウガラシ、キムチ、ニンニク、ショウガなどは、褐色脂肪細胞に刺激を与え、活性化させてくれる効果があります。
まとめ
食べても太らない体質は遺伝子によるものなので、太りやすい体質を変えることができませんが、バランスのとれた食事、適度な運動など日々の生活の中で習慣を変えることで太りにくくすることはできます。
この機会に生活の意識を変えてみてはいかがでしょうか。